塀の種類は∞無限大!😲【おすすめ7選+選び方のコツ3つ教えます!】
【更新日】2022.03.01.
どんな塀をつくろうか悩んでいます。
おすすめのデザインや使う素材など、どんな種類があるか教えてください。それと評判の良い業者の探し方もあったら知りたいです。
こんな人に向けて書きました。
この記事のポイントは次の3つです。
- 塀とは?
- おすすめの種類7選+選び方のコツ3つ
- 無料で工事業者を探す方法
記事を読み終えると、あなたにぴったりの塀アイデアが見つかり、近所に負けないおしゃれな塀が完成するでしょう。
当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。
毎年60件以上の外構工事を行い、ほぼすべての現場で塀・フェンス工事をしています。
塀の種類は∞無限大!😲【おすすめ7選+選び方のコツ3つ教えます!】
塀は敷地境界に欠かせないもので、どんな種類を選ぶかであなたの家の印象が決まります。
しかし「塀ってどんなもの?」「どんな種類・デザインがあるの?」「ブロック塀とフェンスどちらが安いの?」「塀に使うおしゃれなフェンスってどれ?」「目隠し目的の塀の高さはどのくらい?」などとすごく悩むでしょう。
そこでこの記事では、塀とはどんなものか?をまず説明し、おすすめの種類7選+選び方のコツ3つを解説します。またプロの業者に工事依頼したい人に、評判の良い業者が探せるサービスも紹介するつもりです。
どうぞ最後までご覧ください😊
このページの内容
それでは、ひとつずつ解説していきます。
塀とは?
- 塀とは?【言葉の意味】
- 耐用年数はどのくらいか?
- フェンスや擁壁との違いは?
塀とは?【言葉の意味】
塀とは、あなたの家の敷地境界に設置する囲いのことです。
塀の目的は、境界を示す・目隠し・防火・防犯・防音などがあります。
耐用年数はどのくらいか?
耐用年数とは、国税局が定めた「その資産が耐えられる使用期間」のことです。
塀の耐用年数は以下で、寿命は20年以上の経験があるわたしの予想値なので、参考にどうぞ。
アイテム | 耐用年数 | 寿命(参考値) |
---|---|---|
鉄筋コンクリート塀 | 30年 | 妥当 |
ブロック塀 | 15年 | 30年 |
レンガ塀 | 25年 | 妥当 |
石塀 | 35年 | 妥当 |
土塀 | 20年 | 経験なし |
フェンス(金属) | 10年 | 妥当(アルミは半永久的) |
フェンス(樹脂製) | 10年 | もっと長い |
フェンス(木造) | 10年 | もっと短い |
もっとも気になるブロック塀の耐用年数は15年となっていますが、経験的に30年ぐらいの寿命はあります。土に接する部分を鉄筋コンクリートにすることで、寿命はかなり伸びます。
ただし中の鉄筋が腐食するのが約20年なので、グラグラするようであればすぐにリフォームしたほうがいいでしょう。
外構エクステリアの耐用年数はこちらです⏬
外構エクステリアの耐用年数と寿命⏳【プロが経験を交えて解説します】
フェンスや擁壁との違いは?
かんたんにまとめると以下です。
- 【塀】囲いのことで、素材がコンクリート・土・植物など
- 【フェンス】日本語でいう「柵」で、素材が金属や木など
- 【擁壁】おもに土留めの役割で、素材は鉄筋コンクリート
塀にも土留めの役割がありますが、擁壁ほど大きな圧力には耐えられません。住宅街で大きな土圧がかからなければ、ブロック塀で土留めをしてもとくに問題ありません。
【費用】ブロック塀とフェンスどちらが安い値段か?
まず結論を言うと、
見積もりをしないとわからない...
です。
なぜなら、塀とフェンスの種類はいっぱいあり、単純に比較できないからです。ただそれだとつまらないので、だいたいの目安を考察してみましょう。
距離12m × 高さ1m(12m2)の費用比較
いちばん安い材料の価格は以下です。
- 【普通コンクリートブロック塀】150個 × 100円(ホームセンター)=15,000円
- 【メッシュフェンス】6枚 × 14,300円(カタログ価格)=85,800円
ここにブロック塀には、基礎コンクリート+モルタル+鉄筋などの材料がかかります。フェンスなら、独立基礎+モルタルなどの材料が必要です。
またここに施工費もプラスすると、普通コンクリートブロック塀の方が安い費用でできるでしょう。どちらも工事費込み価格で、10~20万円の範囲になります。
【高さ制限】ブロック塀の法律・基準はあるのか?
法律での高さ制限は2つあります。
- 【塀の厚さが10~12cm】2m以下
- 【塀の厚さが15cm以上】2.2mまで
「ブロック塀の高さは、鉄筋で補強して2.2m以下とする」とあります。ただしこれにプラスして、控え壁や基礎の作り方の基準がありますが、細かくなるのでここでは省略します。
参考資料:≫建築物の既設の塀の安全点検について
視線を遮る目的としては180cmぐらい必要です。プライバシーの保護は大切ですが、圧迫感がありすぎるのもよくありません。
また、目隠しを目的とするならば、ブロック塀を使わずに「目隠しフェンス」を設置することをすすめます。これならば2.2m以上でも設置可能で、基礎をしっかり作れば安全性に問題はありません。
【名称一覧】塀の種類と素材のまとめ
種類と素材は以下です。
- 生垣
- 竹垣
- 板塀
- 土塀
- フェンス
- レンガ塀
- 塗り壁の塀
- 石積みの塀
- タイル張りの塀
- 化粧ブロック塀
- 塗装仕上げの塀
- 自然石貼りの塀
- 吹き付け仕上げの塀
- コンクリートブロック塀
- コンクリート打ちっぱなし塀
思いついただけで15種類ですが、この種類を組み合わせることで、塀仕上げの種類は∞無限大に広がります!つまりあなただけの、たったひとつのオリジナル塀が作れるのです。
なんかゾクゾクしますよね!
塀の種類おすすめ7選
ここからは、外構工事でよく使われる種類を厳選して7つ、おしゃれな施工例とともに解説します。
- 【コンクリートブロック塀】安い価格で境界部分に最適!
- 【化粧ブロック塀】和風の大谷石もあり多種多様
- 【レンガ塀】おしゃれな洋風の外構がつくれる
- 【フェンス】ブロック塀の上や目隠し目的が多い
- 【タイル張り】高級な塀で汚れにくい!
- 【塗り壁】デザインや色が豊富でおしゃれ!
- 【塗装】DIYでもペンキを使ってリフォームできる!
お待たせしてすみません!
それでは、塀の代表で値段がいちばん安い「コンクリートブロック塀」から紹介していきます。
1.【コンクリートブロック塀】安い価格で境界部分に最適!
コンクリートブロックはもっとも安い種類で、ホームセンターならひとつ100円ぐらいで買えます。
特徴は以下です。
- 【名称】基本形・横筋用・隅用・隅用半切・笠木
- 【高さ】19cm
- 【長さ】19・39cm
- 【厚さ】7・10・12・15cm
よく施工するのは建物正面じゃなく、見た目を重視しない境界部分です。なぜなら値段が安いので、長い距離で高さがあっても費用があまりかからないからです。
とくにこだわりがなければ、ブロック塀を3~5段積んで、その上に安いメッシュフェンスを設置するのがおすすめ!圧迫感がなく、見た目もスッキリしています。
境界線ギリギリに塀をつくっても問題なしか?
法律的には、まったく問題ありません!その理由は、自分の敷地内だからです。
コンクリートブロック塀の表面は平らなので、境界ギリギリに立てても越境しません。しかし、凸凹している化粧ブロックは、3~5cmぐらい控えて積むのが一般的です。
もしご近所とのトラブルが心配なら、まわりに合わせて控えて積むのが暗黙のルールになっています。たとえ10cmでもです。外構工事では境界部分のクレームがいちばん多いので、とくに気をつけて工事してください。
2.【化粧ブロック塀】和風の大谷石もあり多種多様
化粧ブロックはおしゃれな製品がたくさんあり、和風から洋風までどんな塀デザインもつくれます。
建物正面の塀や門柱など目立つ場所でも、化粧ブロックならOK!色によって、どんな外構スタイルに合わせるかが決まります。
- 【カラフル】洋風
- 【グレー】和モダン
- 【ベージュ】なんでも合う
和風の代表格は「大谷石(画像右上)」で、昔のものと違って耐久性があり、ボロボロ壊れないのがメリットです。中に鉄筋も入るので、倒れる心配もまったくありません。
また各メーカーは毎年、デザインに富んだ新製品を開発していて、プロでも把握するのが難しいほどです...値段も安いものから高いものまで、幅広く販売されています。
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3.【レンガ塀】おしゃれな洋風の外構がつくれる
レンガは洋風の雰囲気を持つ塀が、かんたんに作れるのがメリットです。
おすすめはレンガをダブルで積むことで、重厚感のある塀がつくれ、倒れる危険も少なくなります。また、煉瓦塀に合わせるフェンスはやっぱりアルミ鋳物で、ヨーロッパの家並みを連想させるテクニックです。
以前工事したお客さまは「レンガで塀をつくるのを、ずっと夢見てました!」と話してくれ、レンガ塀のためにお金を少しずつ貯金していました。いざ完成するとものすごく喜んでくれ、「いずれ敷地全体を囲ってみたいです!」と新たな夢を語ってくれました。
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4.【フェンス】ブロック塀の上や目隠し目的が多い
フェンスの種類は豊富で、エクステリアメーカー各社から多彩な商品が販売されています(後付けもあり)。
たとえば以下です。
- 竹垣
- スチール
- アルミ形材
- アルミ鋳物
- 人工木・樹脂
施工方法は「独立式かブロック塀の上」が多く、外構デザインに合わせて選びます。最近では、目隠し目的で選ばれるお客さまが多いです。
また、フェンス1枚の価格は1万円~で、大型フェンスだと10万円以上もします。そこに工事費用もプラスされるので、距離が長くなるほど費用が高くなるのが特徴です。
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5.【タイル張り】高級な塀で汚れにくい!
タイル張りは費用が高額になりますが、汚れにくく高級感があるのが特徴です(掃除もしやすい)。
施工方法は、まず下地に普通ブロックを積み、その上にタイル屋さんがタイルを貼り付けていきます。タイル自体の価格も高く、施工できる職人も少ないので、費用が高額になりがち...
その分、高級感ある塀デザインになるので、お金持ちの家の塀はけっこうタイル張りが多いです(あなたの近所にもありますよね?)。
しかし、タイル張りだけだときっちりし過ぎて、やりすぎ感があります。そこで当社では、塗り壁にモザイクタイルをアクセントに使う塀をよく作り、お客さまからの評判も上々です!
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6.【塗り壁】デザインや色が豊富でおしゃれ!
塗り壁はデザインや色が豊富で、オリジナリティーが出しやすい塀仕上げです。
白やグレーで塗れば和風、カラフルな色にすれば洋風の外構が作れます。またブロックをカットすることで、緩やかなカーブが作れるのも魅力です。
塀を壊さずリフォームするなら、塗り壁は最強の方法!古くて汚れた塀や凸凹の化粧ブロックだって、きれいに生まれ変わります。DIYだと難易度は高めなので、DIYなら塗装がおすすめです。
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7.【塗装】DIYでもペンキを使ってリフォームできる!
DIYでやるなら、ペンキを使った塗装がおすすめです!
なぜなら、ホームセンターで材料は安くそろい、技術はあまりいらないからです。塗料は水性でも油性でも良く、缶に記載されている用途に合っていれば問題ありません。
デメリットは、数年おきに塗り替える手間がかかり、剥がれや膨れが起きやすいことです。これはブロック塀が水気を吸いやすい、塗装前に下地をしっかり洗わなかった、塗料の選び間違い、などが原因です。
「塀 塗装 DIY」で検索すれば、たくさん情報が出てくるので、やる前にしっかり準備しましょう!
塀-選び方のコツ3つ
- 【目隠し】プライバシーの保護になる
- 【防犯】空き巣が嫌がって侵入できない
- 【デザイン】おしゃれ製品がメーカーから多数販売
それでは、順番に解説していきます。
1.【目隠し】プライバシーの保護になる
プライバシー保護のため、目隠しフェンスを設置するのは今や当たり前!
高さの目安は、とくに隠したい部分は180~200cmぐらいあれば十分です。それ以上の高い目隠しは、植木を使うのがコツで、塀やフェンスと合わせると効果があります。
また、敷地全体を高い塀で囲うと圧迫感があり、通風・採光が悪くなるのがデメリット。必要な場所だけ高くし、それ以外は100~120cmぐらいの高さで塀を作るとコストも抑えられます。
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2.【防犯】空き巣が嫌がって侵入できない
塀は空き巣対策に効果がありますが、塀を高くするか低くするかは難しい問題です...
- 【低い】侵入しやすいが、丸見えで目立つ
- 【高い】侵入しにくいが、中へ入れば目立たない
おすすめの対策は敷地全体を高い塀で囲わず、防犯カメラやセンサーライトを併用することです。また、足のかけにくい縦格子のフェンスや、とがったフェンスを選ぶのも効果的でしょう。
3.【デザイン】おしゃれ製品がメーカーから多数販売
塀に使われるフェンスの種類はすごく多様で、各エクステリアメーカーからおしゃれな商品が販売されています。
選び方のコツは、建物の雰囲気に合わせることで、建物と一体感のある塀を目指すのがポイントです。ブロック塀とフェンスを合わせるのも大切で、いろんな施工例を見比べて選びましょう。
最近の流行りは木目調デザイン(画像左下)で、天然木の質感がじょうずに再現されていています。また、アメリカンフェンスというPCフェンス(画像右下)は、広々したカリフォルニアの住宅街を連想させるので人気です。
アメリカンフェンスの詳細はこちらです⏬
アメリカンフェンスの施工ヒント9選@外構×庭🏡【費用相場の目安もあり!】
それでは最後に、「無料で評判の良い工事業者の探し方」を紹介して終わりにします。
【無料】塀の工事業者の簡単な探し方
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まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 塀とは?
- おすすめの種類7選+選び方のコツ3つ
- 無料で工事業者を探す方法
以上の3つです。
この記事では、塀デザインのおしゃれな種類や、選び方のポイントを紹介しました。いかがだったでしょうか?
塀はブロックとフェンスで作るのが一般的で、独立式でフェンスだけ設置する場合もあります。とても多くの種類・デザインがあるので、組み合わせは無限となり悩みどころです...
大切なことは、あなたにぴったりの信頼できる業者を見つけて、いろいろ相談に乗ってもらうこと!ぜひオリジナリティーある、おしゃれな塀を作ってみてください☆
すぐ下の関連ページで「おすすめの門柱デザイン・外構フェンス・おしゃれな塀工事」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はご覧になってください😊
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更新:2022年03月01日|公開:2021年04月10日