物置オプションおすすめ5選【棚・ラック・湿気対策・スロープ・フックを紹介します】
【更新日】2022.06.28.
物置の購入を考えてるんだけど、どんなオプション部品があるか、買う前に知っておきたいなぁ...
と悩みを抱えている人の「物置のオプションがわかる」記事になっています。
記事のポイントは次の3つです。
- 物置のオプションとは?
- 物置オプションおすすめ5選
- 必要度と価格をまとめた比較表
記事を読み終えると、物置のオプションにはどんなものがあるか分かり、あなたにはどのオプションが必要か買う前にわかるでしょう。
当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事の専門会社」です。
今までたくさんの物置・ガレージ車庫・倉庫の設置工事をし、多くのお客さまに喜ばれました。
物置オプションおすすめ5選【棚・ラック・湿気対策・スロープ・フックを紹介します】
物置には、もっと便利に使えるようになるオプションが盛りだくさんです!
しかし、種類がたくさんありすぎるので、初心者はどんなオプションを選べばいいか迷いますよね?
そこでこの記事では、おすすめのオプション5つを解説し、「必要度と価格」がひと目でわかる比較表も作りました。
このページ内では、大手メーカー3社(イナバ・タクボ・ヨドコウ)の物置を中心に解説していきます。もしこれ以外の物置メーカーが知りたい人は、これ以上読んでも価値がないのでスミマセン...
それでは、どうぞ最後までご覧ください😊
このページの内容
それでは、ひとつずつ解説していきます。
物置のオプションとは?
物置のオプションとは、物置がより便利に使えるようになる部品のことです。
物置本体を購入後に「もっと使いやすくしたいなぁ...」と思い、後から追加で買い足すことも可能です。物置専用のオプションなので、取付けが簡単でスペースも無駄になりません。
DIYで安くするには?
まず、どんなオプションがあるかメーカーカタログで確認し、安いと思ったらそれを買いましょう。
もし高いと思ったら、カタログ記載のオプションと同サイズでDIYしたり、ホームセンターで既製品を買うのがおすすめです(ポイントはサイズをしっかりメモること)。
しかし、ちゃんとしたオプション部品を買ったほうが、ガタついたりしません。「あ〜失敗した...」とあとで後悔することがなくなります。
物置のオプションおすすめ5選
- 【棚】整理整頓・片付けがラクに
- 【ラック】タイヤと自転車保管用がある
- 【湿気対策】カビを防ぐ方法3つ
- 【スロープ】段差解消で出し入れがラクに
- 【フック】長い物の収納に便利
ここからは、物置メーカー3社(イナバ・タクボ・ヨドコウ)のオプション部品を紹介していきます。
なぜなら、このメーカー3社のシェアが大きく、家庭用の外物置としてたくさん購入されているからです。
下のリンクからはメーカーカタログが無料で閲覧でき、オプションの値段・価格・サイズなどが確認できます。ざっと目を通しておくといいでしょう。
よく使われるオプションをまず5つ紹介し、その後ほかのオプションを少しだけ紹介します。メーカーによってオプションの形は異なりますが、同じような商品があるので安心してください。
お待たせしてすみません!
それでは「物置内の片付けがラクになる収納棚」から紹介していきます。
【棚】物置の整理整頓・片付けがラクに
- 収納棚はついてる
- 棚板と支柱は追加できる
- ネット棚もある
収納棚はついてる
メーカー物置には、収納棚はもともとついています(知らない人もいる)。
上画像のように2種類の棚タイプから選べ、あなたが使いやすいと思うほうを購入しましょう。
「全面棚タイプ」は横幅いっぱいに棚板があるタイプで、一般的な物置はこのタイプです。「長もの収納タイプ」は一部分が長いものを収納しやすくなっていて、ゴルフバックやほうきなどの収納に適しています。
棚板と支柱は追加できる
購入時についている棚は最小限なので、「もっと棚が欲しい!」と思ったらオプションで棚板・支柱セットを買いましょう。
なぜなら、収納棚をうまく活用することで、物置内をすっきり片付けられ気持ちよくなるからです。床にモノを置いてしまうと、内部はすぐに狭くなってしまうので注意しましょう。
ただし小型物置には、追加の棚を設置するスペースがありません。中型・大型物置を購入し、物置内をもっときれいに整理整頓したい人におすすめです。サイズは豊富にあるので、加工する必要はありません。
ネット棚もある
オプション棚にはいろんな種類があり、上画像はボールなどの丸いものが収納しやすい「ネット棚」です。
ほかには、物置内の上部につける「ロフト棚」・机として使える「窓下棚」・引き出しとして使える「棚下引き出し」など各メーカーさまざまな棚を作っています。
【ラック】タイヤと自転車保管用がある
- ニトリやIKEAで買っても良い
- タイヤ保管用ラック
- 自転車保管用ラック
ニトリやIKEAで買っても良い
なぜなら、おしゃれなラックが売っているからです(スチールラック・メタルラックは安い)。
また、ホームセンターで材料を買っくれば、ラックを安くDIYで自作できます。
デメリットは、壁際に少し隙間ができることです(ぴったりくっつかない)。スペースをなるべく有効活用したいなら、メーカーオプションの棚を買った方がいいでしょう。
タイヤ保管用ラック
上画像はイナバ物置のタイヤラックで、大型物置のオプションです。小型物置にはタイヤラックがない代わりに、タイヤ専用物置(タイヤストッカー)がイナバ物置から販売されています。
ほかにも、タイヤバー・タイヤストッパー・タイヤ止め(床置き用)などもあります。
自転車保管用ラック
自転車は大きいので、物置内に入れるとかなり場所を占領してしまいます。
しかし自転車専用のラックをつければ、自転車を壁に立てて収納できるので、スペースが無駄になりません。前輪をフックに引っ掛けるだけで、外すのもカンタンです。
マウンテンバイクやロードバイクなどの比較的軽い自転車に向いていて、ママチャリは重くて難しいでしょう...子供の自転車にもぴったりです。
【湿気対策】カビの発生を防ぐ方法3つ
- ブロックの上にちゃんと設置する
- 換気扇を取り付ける
- 結露対策には軽減材を貼り付ける
ブロックの上にちゃんと設置する
物置はブロックの上に設置しなければなりません。その理由は次の3つです。
- 物置と地面との間に隙間をつくり通気性を良くする
- 雨水が物置の底に直接触れることを防ぐ
- 平らにしやすいので物置が設置しやすくする
上2つが湿気対策として有効で、カビの発生が少なくなります。また、基礎ブロックを置くことで下を平らにしやすくなり、物置の設置が楽になります。
どっちみち直置きは良くないので、カビ対策も含めブロックの上にちゃんと設置しましょう。
換気扇を取り付ける
その理由は、物置内の湿気を外へ排出でき、カビの発生を抑制できるからです。
換気扇用のオプションは、取付け用パネルとフードの2種類で、換気扇(3,000円ぐらい)は自分で買ってきましょう。
注意点は、専用のパネル(穴が空いている)を組み立て時に使うことです。あとでパネルに穴を開けるのは、ものすごく難しいです。
また電気配線は家の外電源からひっぱり、物置の下を通すのが見た目もいいでしょう。物置完成後でもできますが、パネルに穴を開ける必要があります。
ほかには、通気パネル・換気窓・換気ガラリ付パネルなどのオプションもあります。小型じゃなく中型・大型物置なら、なにかしらの通風対策はしておきましょう。
結露対策には軽減材を貼り付ける
なぜなら、結露の発生を軽減し、物置内の湿気がたまらなくなるからです。
結露対策には、イナバ物置なら後付けの「結露軽減材(上画像)」、ヨド物置なら「結露低減材付き屋根」がオプションにあります(材質は発砲ポリエチレン)。必要かどうかは、設置後の様子を見てからでもいいでしょう。
結露の発生を完全に防ぐことは不可能で、なるべく外気温と内気温の温度差を少なくするのが効果的です。つまり結露軽減材は「結露の発生が減少する」ということで、完全には防げないことを覚えておいてください。
【スロープ】段差解消で出し入れがラクに
- 収納型と固定型がある
- スロープを設置した物置の例
収納型と固定型がある
スロープには収納型と固定型の2種類あり、アジャスターで高さを調整できるスロープもあります。
収納型は軽いアルミ製で、物置内にかんたんに収納できます。自転車だけなら収納型がオススメです。
また、固定型はアンカーで止める仕様で、重いバイクをいつも出し入れするなら固定型がオススメです。ずれる心配がなく、ストレスを感じません。
スロープを設置した物置の例
上2画像は、イナバのシャッター物置にスロープを設置した例です。
地面と物置との段差は10cmぐらいあるので、重いバイクなら絶対スロープがあった方がいいでしょう。
自転車なら「よっこいしょ!」前輪を持ち上げれば、スロープはなくても収納できます。ただし横幅の狭い物置だと、スロープが邪魔になるデメリットもあります。
車用の段差プレート(2,000円ぐらい)も売っているので、DIYで設置してもいいでしょう。
【フック】長い物の収納に便利
- 【フックバー】イナバ物置シンプリーには標準
- 【フックパネル】スポーツやガーデニング用品
- 【吊り下げフック】スコップ
【フックバー】イナバ物置シンプリーには標準
イナバの小型物置シンプリーには、このフックバーが標準でついています。
長さ25cmのバーに2個のPフックがついていて、掃除道具(ほうきやチリトリ)などを引っ掛けて使いましょう。
【フックパネル】スポーツやガーデニング用品
イナバの大型物置ネクスタのオプションで、パネルと3つのJフックが一体になったものです。
スポーツ用品やガーデニング用品などを、物置の入り口ちかくに保管しておくのに便利でしょう。市販品のS字フックも引っ掛けられます(穴が空いている)。
【吊り下げフック】スコップ
タクボの大型物置ストックマンのオプションで、スコップなどのちょっと重いものの収納にぴったりです。
フックが5つ付いたものと、3つ付いたものの2種類があります。
物置オプション8つの比較表
オプション名 | 必要度 | 価格 |
---|---|---|
棚 | ★★★★★ | 1,000 ~ 4,500/枚 |
タイヤラック | ★★★★ | 10,000円~ |
自転車ラック | ★★★ | 5,400円 |
換気扇パネルとフード | ★★★★ | 2つで10,000円 ~ |
結露軽減材 | ★★★ | 4,500 ~ 30,000円 |
スロープ | ★★★★ | 10,000円 ~ |
フックパネル | ★★★★★ | 800円 |
吊り下げフック | ★★★★★ | 3,200円 |
※それぞれのオプションには、このページ内の詳細にリンクしています。
価格はメーカーカタログに記載されているもので、物置タイプやサイズによって異なります。参考にどうぞ。
まだまだある便利な物置オプション部品
上記したオプションがよく使われるものですが、まだまだ便利なオプションはあります。
- 採光壁
- 壁面用の机
- ガラス窓・網戸
- 入り口ステップ
- 壁面扉:2つ目の入り口に
- 床用マット:雨の日でも滑らない
- スライド床:灯油用ポリタンクに便利
- コンクリート用型枠:アンカー用に便利
などなど...
断熱材入りの物置を部屋(プレハブ)として使う場合には、本物の家のようにできるオプションが豊富にあります(イナバの「ナイソー」やヨドコウの「ヨド蔵」)。
このページ内の物置のオプションおすすめ5選でメーカーカタログのリンクを貼ってあるので、そちらをご覧になってください。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 物置のオプションとは?
- 物置オプションおすすめ5選
- 必要度と価格をまとめた比較表
以上の3つです。
この記事では、物置に便利なオプション5つを解説し、必要度と価格をまとめた比較表も紹介しました。いかがだったでしょうか?
オプションは後付け可能なものが多いので、物置を設置後に必要なものを取り付けてもいいでしょう。だたし、パネル一体型オプションは、後付けできないので注意してください。
すぐ下の関連ページで「おすすめの物置通販サイト・おすすめ物置20選・物置のサイズ」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、物置オプションおすすめ5選【棚・ラック・湿気対策・スロープ・フックを紹介します】…という話題でした。
更新:2022年06月28日|公開:2020年11月10日