物置をDIYで解体処分する方法【撤去業者と費用相場も紹介します】
【更新日】2021.05.15.
いらない物置の撤去を考えてるんだけど、DIYで解体処分する方法が知りたいな。あと、業者に頼む場合の費用相場も知っておきたい...
と悩みを抱えている人の「物置の解体処分」がわかる記事になっています。
記事のポイントは次の3つです。
- DIYで解体処分する方法
- 撤去費用の相場と業者の探し方
- 新しく物置を設置したい人へのアドバイス
記事を読み終えると、物置を自分でDIY撤去する方法がわかり、業者に依頼する場合の目安となる解体・撤去費用もわかるでしょう。
当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事の専門会社」です。
今までたくさんの物置・ガレージ車庫・倉庫の設置工事をし、多くのお客さまに喜ばれました。
物置をDIYで解体処分する方法【撤去業者と費用相場も紹介します】
物置をいつ撤去するか?撤去を考えるタイミングは、
- 台風や積雪などの自然災害で壊れたとき
- 古くなって新しい物置を設置したいとき
- 物が多くなって既存の物置だと小さくなったとき
などで、「DIYでどうやって撤去するか?解体にいくらかかるか?どこに頼むか?」などの悩みが出てきます。
そこでこの記事では、物置の撤去方法(DIY・業者に依頼)と、解体撤去にかかる費用・値段の目安も合わせて解説していきます。
どうぞ最後までご覧ください😊
それでは、ひとつずつ解説していきます。
物置をDIYで撤去する方法・手順
- メリットとデメリット
- 撤去方法の手順
- あったら便利な道具
メリット1つとデメリット3つ
メリット1つ
- 撤去費用がかからない
DIYで解体・廃棄する大きなメリットは、費用がかからない(無料)ということです。
日曜大工に慣れていたり、肉体労働の経験があるなら、自分でゆっくり撤去してもいいでしょう。
デメリット3つ
- 道具が必要
- 高所作業があると危険!
- 解体した物置の処分めんどくさい
解体にはハンマーやバールなどいろんな道具が必要になり、そろえるならお金がかかってしまいます。
また大型の物置だと、脚立を使った高所作業になるのでとても危険です。
それと、いちばんめんどくさいのが「廃棄処分はどうするか?」です。解体後にはアルミ材・鉄くず・屋根パネル・コンクリートなどが出るので、産業廃棄物として処理する必要も出てきます(ここでもお金がかかる)。
撤去方法の手順
DIYで撤去するにはいろいろデメリットがありますが、撤去作業自体はとても簡単にできます(大型物置だと危険ですが...)。
手順をまとめると、
- 中の収納物を出す
- 棚などを外しカラッポにする
- 扉 → 屋根 → 壁パネルの順に外す
- 足元のアンカーが入ったコンクリートを壊す
- 床パネルを外す
- 基礎ブロックを撤去する
- 地面を平らにして終了
- 解体後の部材を処分する
となります。撤去のポイントは、組み立てた順番を逆に解体していくことです。たとえば、いきなりハンマーでぶっ叩くのはやめましょう。
あったら便利な道具
物置の解体には、いろいろな道具が必要になります。
おもな道具は以下で、
- 脚立
- バール
- ハンマー
- スコップ
- スパナ・レンチ
- インパクトドライバー
- コンクリートはつり機
などです。大型物置の場合は、脚立だけで作業するとものすごく危険なので、脚立2本と足場板をぜったい用意しましょう。
古くて小さい物置なら、ハンマーとバールでガンガンやれば、ほとんど解体できます。
アンカーの入った足元コンクリートの解体テクニックは、まずスコップを使ってコンクリートより一回り大きく、まわりの土を掘ります。そしてバールとハンマーを使って、少しずつコンクリートを壊せばいいでしょう。
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物置をDIYで捨てる3つの方法
- 粗大ゴミとして出す
- 廃棄物処理業者をさがす
- メルカリやヤフオクに出品して売る
粗大ゴミとして出す
以下は、当社クローバーガーデンがあるさいたま市の粗大ゴミの捨て方です。
粗大ゴミ(90cm以上2m未満のごみ)を集積所へ出しても、市役所は持って行ってくれません。
まず物置の大きさを測り、サイズを書き留めます。粗大ごみ受付センターに電話(048-840-5300)して予約し、手数料納付券を買ってゴミに貼り付けます。指定日にゴミを出しておけば、回収してくれます(立ち会いは不要)。
参考までにリンクを貼っておきます。≫粗大ごみ・特定適正処理困難物の出し方
廃棄物処理業者をさがす
市役所が受け取ってくれない場合は、民間企業を探します。
ネットで「〇〇市 廃品回収」や「〇〇市 産業廃棄物」と検索すれば出てくるので、そこに電話してみましょう。
回収してくれる業者もいるし、自分で直接持ち込む必要がある業者もあります。直接持ち込んだ方が費用は安くなるので、軽トラックやミニバンがあれば自分で運んでもいいでしょう。またアルミや鉄くずは、買取業者に持ち込めば売れるかもしれません。
メルカリやヤフオクに出品して売る
まだ状態の良い5年ぐらいまでの物置だったら、リサイクルして中古で売るのもいいでしょう。
まだ使える物置だったら、ちょっとしたこづかいにもなるし、だれかに再利用してもらった方がうれしいですよね!
メルカリやヤフーオークションなどがおすすめで、サイトを見てみるとたくさんの物置が中古で売られています。ただし売れる保証はなく、発送や運搬の手続きがめんどくさいですが...
物置の撤去費用の相場と業者の探し方
- 収納物の処分は自分でやろう
- 撤去費用の相場
- 業者の探し方
収納物の処分は自分でやろう
なぜなら、物置の中の物まで処分を依頼すると、余計に費用がかかってしまうからです。
ゴミ袋に入るモノなら、燃えるゴミの日に少しずつ出せば問題ありません。どうしても手に負えなかったら、業者に依頼してもいいでしょう。その場合は、撤去費用とは別に「ゴミ処分費+運搬費」もかかるので覚えておいてください。
物置の撤去費用の相場
1日で撤去作業が終わるなら、
費用相場は5万円~です。
2日以上かかる場合は、2日=10万円~、3日=15万円~となります。これは工事業者の作業が1時間だけでも、1日分が請求されるからです。
また大型ガレージや倉庫・鉄骨造だと「基礎部分の解体」に手間がかかるので、費用はもっと高くなるでしょう。大事なことはすぐに依頼せず、見積もりをとって検討することです。
業者の探し方
当社クローバーガーデンのような「外構業者」か、解体専門の業者を探しましょう。
もし新しい物置を設置したいなら、解体と一緒に依頼した方が安く工事してくれます。また物置の場所を移動させたい人も、ここへ相談してみてください。
業者の探し方は、以下のページを参考にしてください。
物置工事おすすめ業者3選👷【設置-組み立てと解体-撤去の業者を紹介します】
新しく物置を設置したい人へのアドバイス
撤去後に、新しい物置を設置したい方もいますよね?
そんな方は以下の記事をご覧ください。一流メーカー物置のほとんどが30%OFFで買える、お得なおすすめ通販サイトを解説した記事です。
物置の通販はエクスショップがおすすめ【設置・組み立て工事も依頼できます】
物置だけ購入して、DIYで組み立てても良し。あるいは、設置工事まで一緒にやってもらってもいいでしょう。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- DIYで解体処分する方法
- 撤去費用の相場と業者の探し方
- 新しく物置を設置したい人へのアドバイス
以上の3つです。
この記事では、物置をDIYで解体する手順と、処分する方法を3つ解説しました。いかがだったでしょうか?
小さい物置だったらDIYでもかんたんに壊せるので、わざわざ専門業者に依頼することはありません。ただし、廃材を処分するのがめんどくさいので、「一体いくらぐらいかかるか?」業者に見積もりを取るのもいいでしょう。
すぐ下の関連ページで「物置工事業者の探し方・おすすめの物置通販サイト・おしゃれな物置20選」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、物置をDIYで解体処分する方法【撤去業者と費用相場も紹介します】…という話題でした。
更新:2021年05月15日|公開:2020年11月11日